いつまでも上手くならない

Hajime Morrita
To Phantasien
Published in
2 min readOct 19, 2015

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Ruby を書くのが未だに下手だ。10年以上の付き合いなのに、数百行より書ける気がしない。

動的型付けの言語なんかで大きなコードは書けないとうそぶくことも、昔々は出来た。でもそんなのは遠い過去。自分が下手なだけだとわかってはいる。すぐグチャグチャになる。雑用に書き捨ててばかりだから仕方ない。ついでに Python も同じくらい下手なまま。

Ruby に文句があるわけじゃない。でも今から鍛える気力もない。機を逃した。ウェブと Rails が輝いていたゼロ年代の間にもう少し触っておけば良かった、なんて後悔するも後の祭り。自分の中の Ruby はウェブ言語になれず、雑用書き捨てスクリプトのまま今日に至っている。

Ruby でなくてもいい。書き捨てよりも踏み込んだ雑用に耐えるプログラミング力がほしい。迷わず使えるツールがほしい。一方で雑用と銘打った途端に輝きは失われ、やる気がなくなり手が止まる。

雑用ではないキラキラしたもの。Ruby がウェブ言語であったように、使いたい言語の得意なドメインでコードを書き、上手くなったら雑用にも使う。そんな風に学んでいけば、書き捨てより先に進めるだろうか。そうやって学びたいプログラミング言語が、自分にはなにかあるだろうか。

…なに甘えたこと言ってんだ、とつぶやきながら、Ruby と Python を交互に書き捨てる日々。

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