Archive of stories published by To Phantasien

死んでしまったOSたちへ

友人が「Android を支える技術」という本を書いた。

自分は本の草稿に誤字脱字探しをしつつ好き勝手言う係としてちょっとだけ手伝った。せっかくなので宣伝してみる。


週報仲間

仲間内で週報を送り合う Snippets メーリングリストをはじめてからもうすぐ一年経つ。仕事じゃなくて課外活動の話。

自分の勤務先では週報のことを Snippets と呼ぶ。(このへんにもうちょっと詳しい意見書がある。) ただし週刊とも限らず報告する相手も決まっていない。だからか weekly report とは呼ばない。

提出は義務でなく、書いていない人も多い。自分もながいことサボっていた。今は書いている。社内のしょぼい週報サイトにテキストを投稿するだけの素朴なもの。仕事の進まなさが直視できていい。他人の記録も読める。似たよう…


TensorFlow Paper 感想

当方機械学習素人につき大して興味はなかったものの、実は Jeff Dean 案件だと気付き whitepaper くらいは読むことにした。

ぎもん: Jeff Dean といえば MapReduce や GFS を作った Google の神話級プログラマ。そんな分散インフラの達人がなぜまた深層学習に手を出したのだろう。

わかったこと: TensorFlow は、行列(というかテンソル)に特化したデータフロー・プログラミングの分散実行処理系だった。


Soft Skills を読んだ

というか Audible で聴いた。尊敬するひげぽんの推薦書。読まないわけには行くまい。

著者本人がアドリブつきで読む、サービス精神旺盛な一冊だった。著者が読むのはいまいちなものもあるけど、このひとは滑舌がいいね。

作者はほとんど自己啓発の専門家といった風情。だから扱っている話題は網羅的だ。個々の話題は内容の特化した本を読むほうが詳しいけれど、アラカルトとして良い出来だと思う。プログラマの目線で書いてあるから。


定年説をめぐって — 3. Plan B

ここまで散々35歳定年説について書いてきたけれど(1, 2)、プログラマのキャリアについて語る今日的なキーワードは「生存戦略」かもしれない。目についたところではWeb+DB Press の連載などで使われている。

「生存戦略」は言葉としてまだ「35歳定年説」ほど汚染されていないし、問題をより的確にとらえた良い名前だと思う。ある世代以降のプログラマが定年説を持ち出すことは珍しくなった。マジックナンバーの呪いが解けていく様は感慨深い。

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釣鐘草と電話の話。
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